ニース特集~グルメ編~

ニース特集~グルメ編~

ニースは一年を通じて降水量が少なく、温暖な気候のためか、郷土料理は、こってりしたクリームを使ったものよりも、さっぱりとオリーブオイルを使うものが多い特徴があります。ニースは昔ながらの伝統料理を後世に伝えるべく、伝統的なニース料理を提供するレストランに認定ラベルを贈呈しています。下記のニース観光局のリンクに認定店が紹介されていますので、ニースを訪れる際には是非参考にしてみてください。今回は、数多くのニースの伝統料理の中から特に有名な2品を紹介させていただきます。

Salade Niçoise(ニース風サラダ)

日本でも有名なニース風サラダ。実は現地では次の食材しか入れてはいけない決まりがあるそう。さやいんげん、レタスの芯、トマト、ハツカ大根、セベット(タマネギ)、紫アーティチョーク、バジル、ツナ、卵、黒オリーブ、アンチョビ、オリーブオイル。見た目も鮮やかで、野菜の旨味を存分に楽しめるので、ぜひ本場で味わってみてください。また、パン・バニャというサンドイッチバージョンもあり、パン屋さんのサンドイッチコーナーには必ずといっていいほど並んでいます。

Ratatouille(ラタトゥイユ)

フランスのプロヴァンス地方を代表する料理のラタトゥイユはもともとニースの郷土料理。この地域で今も話されているオック語で「ラタ」は「食べ物」、「トゥイユ」は「混ぜる」を意味します。地元産のパプリカやズッキーニ、なすを素揚げし、トマトで煮込みます。素材の味を楽しむため、粗熱を取った常温か、冷やしていただくのが現地流です。

L’Ovaleロヴァル

「L’Ovale」はニース中心部にあるビストロ風レストランで、30年前の開業以来、コストパフォーマンスの良さで知られています。ラグビーやサッカーの試合等、スポーツイベントの時には、大画面で観戦できるので、ラグビーファンの方にも大変人気の場所となっています 。
メニューはフランス南西部の名物料理で、自家製のフォアグラ、カスレ、マグレ・ド・カナール(鴨の胸肉)の他、評判を誇るシャルキュトリーの食べ放題などが大人気。深夜午前1時30分まで営業しているのも売りで、温かい雰囲気の中でボリュームたっぷりの美味しい料理が楽しめます。

自家製フォアグラ