待ちに待った、ラグビーワールドカップ2023開幕まで9月8日をもって1年を切りました！まだ先のことのように思えた大会も、あっという間に間近に迫ってきました。日本代表も新たに選出されたメンバーで合宿が開始され、10月、11月のテストマッチを控え、力をつけています。今後のメールマガジンでも旬なネタや最新の観光情報が掲載できるよう、配信し続けていきますので、ご期待ください！

ニース特集～スタジアム編～

今月号から数回に分けて、南フランス高級リゾート地であり、開催都市のひとつであるニースの特集をさせていただきます。

ニースは、フランスの南東に位置するパリに次ぐフランスで２番目の観光都市です。コート・ダジュールの中心地で、19世紀に登場した鉄道のおかげで、ニースはヨーロッパの貴族たちがこぞって訪れ、夏のバカンスや、冬場でも温暖な気候から避寒地として現在も一年中多くの人が訪れています。

スタッド・ド・ニース
Stade de Nice

スタッド・ド・ニースは、フランス南東部のニース郊外に位置し、地元のサッカーチーム「OGCニース」のホームスタジアムとして、主にサッカーの試合に使用されている多目的スタジアムです。
南フランス最大級のサイズの近代的なデザインで、ラグビーでは約35,000人を収容することができます。サン・イジドール駅から歩行者専用道路がスタジアムまで続いており、アクセスのしやすさも魅力です。

このスタジアムの一番の特徴は、建物が環境に配慮した持続可能な設計と建造がされている点です。屋根を覆うモダンな格子状のスタンドカバーは木材/金属混合フレームでできており、そのおかげで炭素排出量が削減されています。また、スタジアム屋上には 7000㎡もの太陽光発電パネルが設置されており、ニース市の目標である再生可能なエネルギーからの発電に大きく貢献しています。

この美しさと最新技術を兼ね備えたスタジアムで日本対イングランドの試合を観戦するのが楽しみですね！写真の通り、夜のライトアップされたスタジアムもとてもきれいで見ものですよ。