日本代表・日野剛志選手のトゥールーズの魅力紹介 第一弾

日本代表・日野剛志選手のトゥールーズの魅力紹介 第一弾

先日のウルグアイ代表戦で2トライをあげ、2019年スタッド・トゥールーザンでプレイしていた日野選手のインタビューをトゥールーズ観光局からご提供いただきました。日野選手の独自目線でトゥールーズの魅力を語っていただいているので、今回と次回のメルマガの2回に分けてご紹介させていただきます!

Q:トゥールーズを訪れた日本の観光客の皆さんに何をおすすめしたいですか?

日野選手:おすすめは、きれいな街並みです。派手さはないけれど、ガロンヌ川や街の風景が綺麗で、南仏とかスペインの雰囲気を感じます。


Q : ラグビーワールドカップ2023の試合の後を楽しむ最高の場所はどちらですか。

日野選手:そうですね、トゥールーズで試合したときは、大体本拠地のアーネスト・ワロン(スタジアム)の横に「ボデガ」というバーがあってそこでよく試合後はチームメイトやファンと一緒に飲んだりしていました。町でいうと、キャピトル広場で、夜にその近辺で選手だけでなく横にいるファンとか知らない人たちと一緒に楽しめる、そんな楽しい雰囲気のある町だと思います。

Q:町中であなたの一番好きな場所は?

日野選手:一番気に入った場所は、やっぱりキャピトル広場ですね。町の一番メインの広場なんですけど、そこは本当にきれいで「フランスっぽい」って感じのところなので、皆さん行った際には、広場の中のカフェとかレストランのオープンテラスで是非お茶や食事をとったり、ジェラートを食べたり、ゆっくりした時間を過ごしてもらえればいいかなと思います。そこから歩いてガロンヌ川などの景色を楽しめますし、石畳の道を歩いていろんなお店とか散策してもらえればいいかなと思います。

日野選手おすすめのキャピトル広場の周りにはトゥールーズ市庁舎や「バラ色の街」と言われる所以となったレンガ造りの美しい建築物が建ち並んでいます。2019年、スタッド・トゥールーザンがラグビーフランスリーグTOP14で優勝した時は、この広場が優勝を祝うファンで埋め尽くされました。来年のラグビーワールドカップ2023でも、サポーターでお祭り騒ぎになるはずです!日本代表のベースキャンプ地もトゥールーズなので、ひょっとしたら選手とも町中でばったりということもあるかもしれませんね。

その他のトゥールーズ観光地

トゥールーズは上記で紹介した以外にも面白い観光地がたくさんあります。下記にその一部をご紹介いたします。

サン・セルナン大聖堂(Basilique Saint-Sernin)

●シテ・ド・レスパス:宇宙開発を主題にした体験型テーマパーク。フランスのロケット、宇宙船などを見られます

●サン・セルナン大聖堂:トゥールーズの世界遺産の一つ。11世紀から13世紀にかけて作られた歴史のあるフランス最大のロマネスク様式の教会

●ミディ運河クルーズ:17世紀、南仏の経済発展の基礎となる物流を助けるため作られました。建築的、景観的にも素晴らしい世界遺産です

●ヴィクトル ユーゴー マーケット:毎日朝6時からオープンしている屋根つきの市場でトゥールーズ料理の豊かさに出会える場所です

●サン ピエール広場:活気に満ちた数々のバーがある人気のナイトスポット。特にラグビーの試合の夜は盛り上がります

●ジャコバン修道院:シンプルな外観とは対象的に、内部の天井には中世宗教建築の傑作と言われる特徴的なレリーフと、それを支える重厚な22本の石柱が並びステンドグラスから差し込む光が照らす圧巻の光景が広がります

●カルカッソンヌ:トゥールーズから電車で約30分。中世の姿がそのまま残る城塞都市であり、街全体が世界遺産となっています

トゥールーズならではの水上ラグビー

Waterugbyは毎年9月に開催される、ラグビーイベント。トゥールーズの街の真ん中を横切るガロンヌ川の上に浮かぶ、特設ラグビー場で催される子供から大人まで楽しめるラグビーファンのお祭りです。400人以上のラグビー選手が集い、もちろんスタッド・トゥールーザンに所属する選手も参加し、間近で試合を見ることができます。下の写真を見ると、トライをするインゴールエリアがフィールドにはありません。なんとトライするには、ボールをもってガロンヌ川へダイブするルールになっています!

住所:3 Rue du Pont Saint-Pierre 31300 TOULOUSE

アクセス:地下鉄Saint Cyprien – République駅から徒歩1分